星空の撮影方法を本を読んでちょこっと勉強したので、その撮影技術を試してみたい。そんな思いがあったので、週間天気予報を見て西伊豆スカイラインにある土肥駐車場まで星空撮影をしに行ってきました。
使用機材
使用機材はEOS 6D Mark IIとEF16-35mm F2.8とEF24-70mm F4のレンズです。
星空の撮影となると、F値が低いレンズが重宝します。三脚を用いての長時間露光撮影であれば、F4でもなんとかなると私は思います。高解像度の写真を求めるのであれば、やはりズームレンズより単焦点レンズの方が良いと思います。
西伊豆スカイラインで星空を撮影
西伊豆スカイラインは伊豆半島の西側に位置しており、標高が800mほどの場所を遠ているため、景色が綺麗です。
西伊豆スカイラインへ向かう道中、晴れていれば東名高速道路を走行中に富士山が大きく見えるのですが、この日は雲に隠れて見えませんでした。そのため、西伊豆スカイラインでも曇っているのではないかと思われました。
星空は西伊豆スカイラインにある土肥駐車場で撮影しました。この駐車場は標高800mの場所にあるため、伊豆半島といえ気温は低いです。天気予報では-2度だったかと思います。そのため、服装は氷点下でも耐えられるよう、厚手の上着を持参しました。
駐車場の片隅には東屋がありました。しかし暗い夜中は東屋のありがたみがあまり感じられません。天気も良かったですし。
しかし、星は綺麗に眺めることができました。駿河湾の対岸に見えるのは静岡、焼津の街並みです。時刻は4:40頃ですが、街明かりが眩しいです。街明かりというよりは工場の灯なのでしょうか。
こちらの写真はシャッタースピードを30秒に設定。そのため、星の光が若干線状の軌跡を描いています。写真より実際に見た方が美しいです。とにかく小さな星から大きな星までひとつ一つ見ることができ、その美しさは言葉にできませんでした。
オリオン座は駿河湾の方向に見えました。
星空撮影でよく見る写真ではないでしょうか。ほぼ北極星を中心に自転しているため、北極星が映るようにして撮影するとこのような軌跡を描くことができます。シャッターは約1時間開放で撮影。待っている間は寒いので車の中へ避難。
星空の撮影自体は2018年下期に入ってから数回しか撮影していませんが、ホワイトバランスの設定、シャッター開放時間の設定など、自分が撮影したい、表現したい写真が撮れる設定をいくつか持ちたいものだと思いました。
師走の沼津市街地
年末の商店街。クリスマスが終わるや否や、すぐにお正月の飾り付けが施されていました。
朝早かったため人通りは少ないですが、個人的には静かな朝も好きです。
商店街のアーケードの隙間から見えた青空が印象的でした。富士山は雲がかかり見えませんでしたが、沼津市街地は雲は出ていますが晴れていました。
雲は写真のような状態。雲ひとつない快晴もいいですが、雲がある晴れは白い雲が青空のアクセントとなり、趣があって好きです。
2018年、最後に訪れた沼津でした。