鉄道で行く九州途中下車の旅その2【2019.1.13】

東京から九州までを行く途中下車の旅。前回に引き続き、その2では博多の次に訪れた大分県は豊後森を中心にご紹介。ここで予想外な出来事が連続で起きました。

2日目の行程

1日目は地下鉄の1日乗車券を有効に活用して博多市街地を回りました。2日目は目的地へ近づくべく、豊後森を目指して行くことにしました。

博多駅

朝起きて外を見ると雨が降っていたので、ついのんびりしてしまい、当初予定していた出発時間より遅れてしまいました。せっかく博多で宿泊したので、早めの列車に乗車することができるというメリットを活かせませんでした。

1U7A0136

博多からは、久大本線の乗換駅である久留米駅で途中下車したいため、新幹線で向かうことに。
乗車したのはさくら号の鹿児島中央行き。JR九州のN700系車両です。

ここで勘の良い人なら分かりますが、乗車券は九州新幹線を含む経路で購入していません。しかし、九州旅客鉄道株式会社の旅客営業規則には、鹿児島本線の博多-久留米間の乗車券は途中下車しなければ九州新幹線の博多-久留米間を在来経路の乗車券で乗車して良いことになっています。
そのため、九州新幹線の博多-久留米間の自由席特急券を購入し乗車。

1U7A0130

博多駅では博多南行きのJR西日本500系新幹線が停車していました。過去には東海道新幹線にも乗り入れし、東京駅まで来ていましたが、先頭車の形状が原因で乗車定員数が他の車両と比べて少ないため、運用から外されてしまいました。

1U7A0131
1U7A0134

写真の通り、先頭車両の形状はF-15などの戦闘機を連想させる形状です。車両断面は円形に近い形をしております。乗ったことがないのでわからないのですが、少々狭く感じそうです。

久留米駅

1U7A0138

久大本線の乗換駅である、久留米駅へ到着。九州新幹線、鹿児島本線共に途中佐賀県にちょこっと入ってまた福岡県に戻るルートを通っています。一応佐賀県を通過しましたw

1U7A0140

新幹線乗車の結果、久大本線の発車時間まで30分ほど時間ができたため、駅前を散策。ところが、雨が降ってきたため、行動範囲が限られてしまい、結局駅構内付近をうろつく程度で終わりました…。
駅前には大型ダンプのタイヤが展示されていました。私もここへきて初めて知ったのですが、久留米はゴム産業が盛んな街とのことです。タイヤ横の石碑にはゴム産業に関する歴史が描かれていました。自動車タイヤで有名なブリヂストンや靴を作っている月星(現ムーンスター)などのゴム製品を扱う会社がここ久留米創業とのことです。
これは勉強になりました。

非電化区間の久大本線

1U7A0142

九州へ来て初めての在来線乗車は非電化の久大本線になりました。乗車したのはキハ200系車両。全面右上に車両形式の200DCと書かれていますが、DCはディーゼルカーのことです。

1U7A0143

座席は転換クロスシートでした。JR東海でも転換クロスシートの車両は走っているのですが、乗車するのは初めて。新幹線や湘南新宿ライン・上野東京ラインなどのグリーン車で使われているクロスシートは、電車の侵攻方向によって座席を回転させることて向きを変えられますが、転換クロスシートは座席を回転させるのではなく、背もたれを前後に移動させるのみとなってます。なので、背もたれは両面使うこと前提のため、テーブルなんてありませんw

1U7A0148

どこの駅だったかは忘れてしましましたが、かっぱをモチーフにした駅舎がある駅がありました。注意して見ると、駅までの途中、車窓からもかっぱのモニュメントが道路のいたるところに置かれていて、かっぱ伝説発症の地だったのでしょうか。この駅ではおりていないので、現地では詳細がわかりませんでした。

1U7A0149

久大本線の車窓はこのような感じ。一面畑で、殺伐とした都会に見慣れた身としては、とても落ち着く景色でした。将来こういうところに住みたいw

1U7A0154

車窓を楽しんでいると、終点の日田駅に到着。黄色い電車が止まっていました。キハ125系です。

日田駅

1U7A0160

日田駅に到着。駅舎がかなりオシャレで驚きましたが、どうやら日田杉という地元特産の杉があるとのことで、PRに役立てているのでしょう。

1U7A0156

駅の待合室はスターバックスを連想させるような、お洒落な作りでした。ホームを眺めることができるカウンターまで備え付けられています。ここでしたら、喫茶店にいるより落ち着きそうで、作業が捗りそうです。

1U7A0161

改札はこのような感じです。照明の明かりが暗く、外の光が添えるように差し込んでいる光景に良いなと感じました。なんと駅事務室まで杉が使われています。木材大好きな人からすると、とても幸せな駅舎だなと思いました。ちょっと羨ましい…。

さて、日田へ来た目的はというと、水運が盛んだった街「日田」ということで、三隈川からの景色を見るためです。

1U7A0170

駅から南の方角へ徒歩15分ほどかかりました。この川は下流では筑後川と呼ばれ、日田では三隈川と呼ばれています。本州でいう信濃川と千曲川のような、川が流れる県によって名称が変わるのと同じですね。

1U7A0177
1U7A0183

この日は曇っていましたが、晴れていれば、夕日が沈む瞬間を写真へ収めることができそうです。

1U7A0194

三隈川周辺を散策していると、そば饅頭の看板を多く目にしました。どうやらそば饅頭が有名のようです。そんな中、三隈川の対岸へ渡る橋を探し求めていた時に目に止まったお店でそば饅頭を購入することに。
その日のうちに食べたかったので、単品売りのそば饅頭と最中、亀山という和菓子を購入しました。

松浦松翁堂

1U7A0200

対岸から撮影したものです。風がほとんど吹いていなかったため、水面は鏡のように周囲の景色を反射させていました。


1U7A0206

しばらく歩いていると、たまたま陽が射してきました。きっと晴れると良い景色に違いなさそうです。今回ばかりは気まぐれで訪れたので、仕方ないでしょう。

和菓子屋さんのご主人に聞いた、日田の名物

松浦松翁堂で和菓子を購入しているとき、この辺りでお昼ご飯が食べれる場所を尋ねたところ、偶然にもはす向かいに食堂があるとの情報をゲット。どうやら「日田焼きそば」で有名な人気店のようで、いつも待ち行列ができているとの事でしたので、早速行って見ることに。

お店の名前はみくま飯店です。

豚骨スープがセットで付いてきました。焼きそばは今まで食べたことがない食感でした。麺は短く、普通の焼きそばがどのようなものなのかが説明しにくいですが、ぐでっとした感じではなく、しっかり焼かれた麺はサクッとした食感で、もやしと相まって歯ごたえがありました。
「これは美味しい!」
麺はラーメンに用いる麺を使っているとのことで、東京で目にする焼きそばと比べると、若干太い印象がありました。

ちなみに、日田焼きそばを食べるために40分近く待ちました(正確には予約システムが導入されており、予約票に名前を書いた人から入店していました)。以前は待ち行列ができるほど人がいなかったそうで、和菓子屋さんのご主人は「気軽に食べに行けなくなってしまった」とおっしゃっていました。

豊後森駅

1U7A0212

今回の旅の中で、ある意味目的地である豊後森駅へ到着しました。こんな田舎に(←失礼!)何があるのかというと、九州で最大の機関庫が保存されています。

1U7A0215
1U7A0234

ここは、蒸気機関車が主力だった時代に、久大本線の大分-久留米間の中間に設けられた中継施設の目的で建設されたそうです。資料館がありましtので、訪れました。ブログ記事が長くなりそうなので、別記事にしますので、ここでは割愛します。

キセキは起きた!-輝く星の下で機関庫を撮る-

先ほどの機関庫の写真をご覧の通り、空はどんよりと雲がかかり、とてもじゃないけど星が観れるのか?と疑いたくなる状況でした。天気予報でも曇り予報でしたので。
寝台券は1ヶ月前から用意していたので、星空の下で撮影したくても、当日の天気は実際に行ってみないと分かりません。

半ば諦めて、宿近くの食堂で夜ご飯を食べ終え、宿へ戻る途中、空を見上げると、何か様子がおかしい。さっきまで曇っていたはずなのに。
街明かりが明るすぎて、カメラのファインダーをのぞいて空を確認すると、星が見えました。

すぐに宿へ戻り、撮影の準備を整え、機関庫まで急行しました。

1U7A0286
まさか、晴れるとは思ってなかった…。

RAW現像で少し青を強調。周囲は畑なので、星ははっきりと見え、それは大変美しかった。晴れる保証がない中で挑んだ撮影。せっかくのチャンスを無駄にしないよう、納得がいくまで撮影を続けました。

1U7A0289
1U7A0297

バルブ撮影は、絞りが甘かったため、照明で照らされた部分が白とびしてしまいました。F値は5.0で設定していました。もう少し上げていれば…。
撮影中は光り輝く星を見ながら待っていたので、寒かった…。

まとめ

2日目は星と機関庫を撮影し終了。そろそろきっぷの最終目的地である湯布院まで行かねば、若干焦りながらも、奇跡的に晴れて興奮が冷めぬ中、次の日に備えて就寝。

3日目へ続く…。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.