鉄道の旅2日目。…と言いたいところですが、2日目は1日目に引き続きライブがメインなので、鉄道はほぼ使わず、知人が借りたレンタカーでの移動がメインです。2日目は豊後森機関庫で写真撮影です。
朝食は由布院のパン屋さんで
朝食は、宿の近くにあったパン屋さんでいただくことに。
お店は住居兼店舗というような構造て、店内に住居へと繋がっていると思われる階段が見えました。
お店の外装や内装から、北欧建築である印象を持ちました。
こちらのパン屋さん、イートインスペースがあり、店内飲食をした際には、選んだパンを温めてくれました。
食べたパンは正確な商品名までは失念してしまったのですが、バターロール、ガーリックパン、いちごのパンです。
バターロール、ガーリックパンともに、パンの断面が程よいきめ細やかさで、非常においし方です。いちごのパンは、甘いのが特徴で、ブラックコーヒーとよく合いました。朝食として食べましたが、むしろコーヒーや紅茶と食べるのにふさわしおやつだなと感じました。
他のパンも食べてみたいなと感じたので、次回由布院へ来たときには、また伺いたいなと思いました。
お店の場所は、下にある地図で示した場所です。駅から距離がありますが、歩ける範囲だと思います。
豊後森機関庫での撮影
豊後森機関庫へ
由布院を出た後は豊後森へ向かいました。
この日は上空に雲一つ無い快晴でした。昨年訪れた時は霧が出ていたり、2年前に初めて訪れた時は晴れていましたが雲もありました。晴れていると、豊後森機関庫へ向かう道路にある、久大本線の踏切手前から眺める伐株山が綺麗に見えます。
伐株山で思い出したのですが、豊後森がある玖珠町の伝説があり、昔々現在の伐株山があるところに、天にも届きそうなくらい大きな楠があり、その枝葉が日光を遮り農作物が育たなかったそう。住民が楠を3ヶ月ほどかけて切ったことで日光が当たるようになり、今日まで豊に暮らしてきた、というものです。
(出典:玖珠町観光協会 http://kusumachi.jp/pg540.html)
地質学的にはメサと呼ばれる卓上台地の地形であり、玖珠は日本の中で数多くある場所とのことです。
確かに珍しいですよね。晴れていたので、山全体を見ることができ、非常に満足しました。
ちなみに、伐株山の山頂にはブランコが設置されており、「アルプスの少女ハイジ」のように、空中ブランコを楽しむことができるみたいです。
機関庫での撮影
今回持ち込んだレンズは広角レンズなので、広角レンズでしか撮影できないものを沢山撮ろう!
そう意気込んで、一つの画角でいくつか撮影していました。
撮影に使ったカメラ本体はEOS Rです。
晴れた日の屋外ですと、最近は色温度を5000Kあたりに設定をして撮影しています。他のメーカーのカメラを使ったことがないので何とも言えませんが、Canonは比較的暖色傾向にあると言われており、オートモードで撮影すると、若干赤身がかった絵になります。ミラーレス一眼レフを使うようになってから、私は電子ビューファインダーで映し出される色味と実際の風景とを見比べて、自身の眼で感じ取った色をなるべくカメラに収められるよう工夫しています。
その方法で撮影を行えば、現像作業時の色温度の調整等々で手間が少し省くことができます。
理想を言ってしまえば、撮影した写真を現地で現像するのが、実際に自分の眼で見た風景を写真で再現する上で非常に有利です。
現在ではカメラに直接iPad Proを繋いでテザー撮影をすることが可能なので、現場で撮影から現像までできてしまいます。もちろん、現場でのテザー撮影はやり過ぎですので、iPhoneなんかで撮影したRAWデータを現像するのもありですね。
この日は偶然にも、豪華クルーズトレイン「ななつ星」が豊後森駅に停車していました。
豊後森でななつ星に遭遇するのは今回で2回目。よっぽど運が良いのでしょう。
雲がなく太陽が出ていると、F値を上げたくなります。iPhoneのカメラだと、絞りを絞って光芒を写すことができないので、ささっとカメラの設定を変えて撮影できる一眼レフは、絵作りという意味では強いですね。
広角レンズなので、焦点距離は16mmで煽り気味な画角にしました。
この日は、水蒸気と思われるもので煙の演出がされていました。と同時にヘッドライトも点灯していました。実際に走る時に出る煙は黒い気がします。
ななつ星とSLとの共演。新旧比較ができて、個人的には面白い絵が撮れたと思います。ななつ星を撮影している方々も入っているのがさらに味が出ているように思います。
ななつ星が出発した後は、偶然にもゆふいんの森号が通過していきました。車両は72系です。広角レンズなので、迫力ある絵が撮れました。
さてさて、2日目はこの辺まで。豊後森の後は太宰府を経由して、小倉へ戻り、ライブ2日目へ参加。
そしてライブ翌日の3日目は思いっきり鉄道の旅を楽しみました。
その3へ続く。