九州鉄道の旅 その3【2020.02.24】

鉄道の旅、3日目。九州へ来た主な目的であるライブが終了し、3日目からは当日の朝に行き先を決めて(泊まる場所)小倉を出発しました。結果的に、九州を一周することになるとは…。

日豊本線に乗車

小倉から最長長距離特急で宮崎へ

小倉出発と言いましたが、正確には黒崎で宿泊していたので、まずは黒崎から小倉まで向かいました。
何故小倉駅へ行ったのか一瞬忘れかけましたが(おい!)、本日の目的は長距離特急の中でも最長である、日豊本線を走る「にちりんシーガイア」へ乗車して終点の宮崎空港まで一旦向かいます。特急にちりんシーガイアの始発駅は博多駅です。
(…あれ、何で博多始発なのに小倉駅で乗車したんだろう。)

入線してきた車両は、JR九州の783系です。自分は初めて見ましたが、この車両の特徴は、乗車口が車両の中央部分のみということであり、中央部の乗車口をもって客室が前後に分かれていました。運転台のついた車両は、座席部分がハイデッカー仕様になっていました。

小倉-宮崎空港の車窓

運転距離が小倉から宮崎空港までと長いため、車窓の変化が大きいなと乗ってて感じました。大分までは西側に由布岳などの山々が見えたり、温泉で有名な別府を通ったり、大分から宮崎までは主に海岸線沿いを通るので砂浜が見えたり、景色の変化に富んでいます。

26mm、1/160秒、F9、ISO640

こんな感じで晴れていると、外を見ているだけで楽しめますね。車窓だけを写すのであれば、広角レンズはちょっと不利な気がします。車内も映ってしましますから。
ですが、車内の様子が少し分かるかつ外の様子が分かる画角はこんな感じて、焦点距離は25mm程度が良さそうです。
車窓の景色が流れていく様を写すのであれば、シャッタースピードをもう少し遅くするとできそうですね。

16mm、1/320秒、F9、ISO640

個人的に日豊本線で好きな景色は、別府を通過して海岸線と国道が並走する区間です。乗車したのは最後尾の自由席なのですが、最後尾であるからこそ、別府の背後にある山々を眺めることができるのが醍醐味だと思います。

31mm、1/320秒、F9、ISO640

783系は運転台後ろの窓が大きく、最後尾の車両に乗っても最後尾の景色を楽しむことができました。上の写真は787系の通過待ちで停車してる様子です。

35mm、1/320秒、F9、ISO640

意外と最後尾でも退屈しませんでした。

16mm、1/400秒、F9、ISO640

宮崎へ近づくにつれて、砂浜が見える海岸線を走ることが多くなってきました。夏にこの景色を見てみたいものです。

そして列車は終点の宮崎空港へ到着。
乗車時間は約5時間でした。おそらく座席に座ったままですと疲れる気がします。感想は「脚が疲れた」が真っ先に出ました。

宮崎空港のホームは、空港なのにホーム幅員が狭いと感じました。乗降数を考えれば、このくらいのの幅員で足りるのでしょう。

宮崎空港へ直通する特急は、宮崎から宮崎空港間の自由席特急料金は発生しないようで、小倉で特急券を購入すると、小倉-宮崎で発券されました。

南宮崎から特急きりしまで鹿児島中央へ

32mm、1/640秒、F10、ISO400

宮崎空港から日豊本線まで戻り、南宮崎からは特急きりしまで鹿児島中央まで向かいます。
(あ、また同じ形式の車両が来たと思ってしまいました。)
というのも、南宮崎から宮崎空港までは、日南線と宮崎空港線の2つの路線を走るからです。

えーと、この先の写真と記憶が無いのは、にちりんシーガイアで疲れてしまい、終始寝ていました。

余談ですが、南宮崎駅の西側はこんな感じでした(したの写真)。南宮崎駅の駅周辺はどんな感じなのかなっと思って少々散歩。椰子の木が南国の雰囲気を出していました。

鹿児島中央へ到着

特急きりしまの終着駅、鹿児島中央へ到着しました。この時は16時を過ぎていました。一日の大半を電車の中で過ごしたのはいつぶりでしょうか。普通列車ではなかったのでまだマシでしたが、脚を動かしていないので脚に疲れがきました。
駅の改札を出てみると、何故かデパートの上に観覧車がありました。桜島が近くにあるのと、九州新幹線の終着駅でもあるので、新幹線で鹿児島中央へ来た観光客が桜島を見れるようにと設置したのでしょうか。そう考えると、駅を出てから周りの建物が高いせいで、桜島があるはずの方向を向いても見えませんでした。

鹿児島中央では、本日の目的地での夕食が食べられそうに無いと見込んで、夕食を済ませました。
夕食は、駅周辺のお店で食べようかなと思ったのですが、長時間電車に座りっぱなしで早く横になりたかったので、駅ビルの焼き鳥屋さんで焼き鳥丼を注文しました。
タレが染みた鶏肉がとても美味しかったです。

ちょっと散策しましたが、駅前を路面電車が通っていました。よく見ると、軌道内が芝生で緑化されています。
「車道だと緑化したくてもこんなことはできないよな。」そんなことを思いながら眺めていました。

指宿枕崎線へ乗車

国鉄時代の気動車へ乗車して南を目指す

鹿児島中央を出発した時点で、周囲は暗くなりつつありました。なので、車窓から見える景色は時間が経つにつれて真っ暗闇に。

ちなみに乗車した列車は、国鉄車両のキハ47系気動車。国鉄の気動車に乗ったのは、3年前に山陰本線でキハ40系に乗って以来でした。ドアの開閉音がバスのそれと同じだったので、もはやバスでした。

指宿へ到着

本日の目的、指宿へ到着!
指宿(いぶすき)、自分も最初は読めなかったです。
最近はポケモンのイーブイマンホールを設置して観光客を呼び込もうとしているようです。
イーブイ好き!いぶすき!と言うと覚えやすいかもしれません。

ちなみに、指宿のメインストリートと思われるメインストリートを通ったのですが、歩いている人が見当たりません…(これでも19:00台)。
ちょっと寂しい気がしましたが、自分は人が少ない方が、気が楽なので良いかなと思っていますが、ここまで人がいないとやはり寂しいものです…。

鉄道の旅4日目は指宿市内を色々と巡りましたので、その記事は次回以降で。

その4へ続く。

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