イーブイすき!いぶすき!
なんて語呂が良いんだと思いながら、鉄道の旅4日目は、鹿児島県の指宿市からスタート。この日は、指宿を観光してから、JR最南端の駅へいき、CYaRon!のライブが開催された小倉まで戻る行程で行きました。
指宿市内にあるイーブイのマンホール巡り
指宿市内には、イーブイとその進化系のポケモンのマンホールが全部で9カ所に設置されています。設置されている場所は、指宿市のホームページに地図が掲載されているのでそこから確認できますし、またホームページ上にはGoogle Mapsのアプリ版にマンホールの位置情報が表示できるリンクも掲載されていますので、どちらか使いやすい方を選択すると良いでしょう。
ちなみに私はGoogle Mapsアプリにマンホールの位置情報を読み込ませました。
それで、マンホールを巡る順番ですが、宿泊した宿から一番近いところから徒歩で行ける所は徒歩で行き、自転車などの乗り物で行かないといけない場所は、駅の観光案内所で借りることができるレンタサイクルで行くことに。
指宿市観光協会のホームページに詳しい情報が掲載されています。
「人気ポケモン「イーブイ」と進化形のマンホールを設置!」:https://www.ibusuki.or.jp/news/2019/02/22/14826.html
ブースター
まず最初は、ブースター!(君に決めた!)
というよりはブースターが宿泊した宿に一番近い所にありました。
マンホールの真上から普通に撮るのは、面白みに欠けるのかなと思ったので、せめてどんな場所にマンホールが設置されているのかが分かるよう意識して撮りました。
時間は8:00頃に撮ったので、朝日がマンホールへ差し込む構図。露出を太陽に合わせてしまうと周りが黒潰れてしまい、かと言って周辺にい露出を合わせると太陽が白飛びしてしまう。自分の中でバランスが取れる露出に設定して撮影しました。撮影後のイメージを確認しながら撮影できるのは、ミラーレス一眼レフの強みだなと思いました。
シャワーズ
シャワーズはブースターのマンホールが設置されている場所から南に2分ほど歩いた場所にありました。
鱗雲が出てるなあと思いながら写真を撮っていました。西の方角はどんより雲。
日中の空気感は分かりませんが、個人的には朝日が雲の間から差し込む光景が強く残っており、この空気感が好きだなと思いました。雲は出ていて重い空気感を出しているが、隙間から太陽が顔を覗かせているので、重い空気を緩和させているような感じがします。
グレイシア
グレイシアは指宿枕崎線の西側にありました。
シャワーズのマンホールが設置されていた場所から歩いて15分程です。2月でしたが、東京以南の地域であったため、黄色い菜の花が満開でした。
徐々に分厚い雲が流れてきました。天気予報を事前に見ずに歩き回っていましたが、この日は午後雨が降る予報でした。
重厚な雲とは対照的に、ビビットカラーが遇られたマンホールは異彩を放っているように感じました。
ニンフィア
ニンフィアのマンホールは、指宿図書館前の歩道上に設置されていました。
…図書館前に設置されていたせいか、もしくは何か心に刺さるような風景に出会えなかったせいか、何故か設置されていた以外の感想が出てこなかったので、次へ行ってみよう。
ブラッキー
ブラッキーのマンホールは、指宿駅の西側ロータリー前に設置されていました。前日、指宿駅に降り立った時は駅の東側へ出て(というか駅舎が東側にあるため)、温泉街だなあと感じていましたが、駅の西側は指宿枕崎線をアンダーパスする地下歩道の入口と駐輪場があるくらいで、地元住民が送迎を行えるキスアンドライドの場所という印象でした。
イーブイ
イーブイは指宿駅東側ロータリーの交番前に設置されていました。
前日はマンホールのことなど頭の中になかったので、こんなに近くにあったんだ…、という印象が残りました。人気があるイーブイのマンホールを駅前に設置するのには納得。そして見守られているかのように、交番の前に設置されていることが個人的にはツボでした。
そしてここから先は徒歩で巡るには時間がかかりすぎるため、駅舎に入っている観光協会で自転車をレンタルしました。
コンパクトな折り畳み自転車で有名なブロンプトンを持ってきてもよかった気がしましたが、ライブがあったり天気が雨予報だったりしたので、持ってくるのはやめました。
サンダース
サンダースのマンホールは、フラワー公園の敷地の中に設置されていました。敷地の中とは言っても、道路沿いに面しており、簡単にアクセスできます。
サンダースといえば黄色ですが、この時期は冬から春に移り変わる時期でもあったので、マンホールと背後にある芝生の色相が近く、サンダースのマンホールが景色の中で同化しているように感じました。新緑の季節に来ると、背後にある芝生が青々として、サンダースの黄色がアクセントになって良い風景になるのではないかなと思いました。
リーフィア
リーフィアのマンホールは知林ヶ島を望むことができる指宿園地にありました。
指宿駅からここまでの距離はおよそ2km、自転車で行けば10分程度で行けますが、徒歩だと30分程度はかかると思います。
公園ということもあり、視界良好!今までの場所と比べると植物が多い場所にリーフィアのマンホールは相性がいいような感じがします。
個人的には一番のお気に入りスポットです。この日は平日ということもあり、観光客はほとんど見られず(2組は見かけました。)、地元の方が散歩している程度の空き具合。イーブイのマンホール巡りをするのであれば、是非人が少ない平日に行くのがおすすめです。
撮影した時はまだ2月でしたが、春の訪れを感じられるいい景色でした。ここでなら一日中寝ていられる…。旅の醍醐味を一番噛みしめながらひたすらシャッターを切っていました。
残念なことに、この記事を書いているときに気づいてしまった…。
なんとエーフィーのマンホールをスルーしていたことに。
JR最南端の駅「西大山」
ここはJR最南端の駅、西大山駅です。奥に見えるのは開聞岳です。到着直後は「ここがJR線の中で最南端の駅なのか」という印象でしたが、周囲にはレタス畑が広がっていたので、徐々に最南端の駅であると認識できました。
自然に還っているんじゃないかと思える線路…。でも何故かこういうのに自分は惹かれてしまします。レール面の輝きを見ると、ここは廃線になった線路ではなく、今もなお車両が行き来する線路であることは間違いないです。
「西大山駅で降りる人、結構いるんだな…。」
写真に売っている人全員が鉄道を使ってこの駅に来ているわけではない悲しい世界。駅前に駐車場があるのですが、列車が発車した後の人々の行動を見ていたら、みんな車の中へと消えていきました。いずれこの路線もなくなってしまうのかなと思いながらその様子を、雨宿りにと避難した東屋の中から眺めていました。
そんで僕はというと、帰りの列車まで待っていたらここで2時間くらい待たなければならず、「ならば歩いてしまえと」指宿市街地を目指して歩き出しました。
時刻表を調べると、西大山駅から鹿児島中央方面に2駅進んだところにある、山川駅がターミナル駅になっているようで、そこからの始発列車に乗れればここで2時間待つ必要がありません。
と思って歩き出そうとしたら雨が降ってきたので、先が長いと思いながら雨の中、傘をさして東へ進みました。
大山脱出
サブタイトルが脱出だなんて、ちょっと大袈裟なのでは?と思ってしまうが、当時の心境はそんな感じでした。
西大山駅から東へ30分ほど歩いたところに、運よくバス停が。そして運よく間も無くバスが来るという幸運続き。スマホの地図で最短経路を辿りながら東へひたすら歩いていたので、やっと脱出できるという思いが強かったです。
鉄道だけで旅をしようとすると、秘境駅で降りた後の交通手段を考えておかないと、次に行きたい場所へ行けなくなりますからね。
途中行程を何も考えずに行く旅は旅行と違って、その時に起こったトラブルをどう対処するのかも含まれるので、こういうものが楽しかったりします。
バスは指宿駅を経由します。なので、指宿駅まで乗っていくことに。
途中色々とありましたが、指宿駅から先は何事もなく無事に鹿児島中央駅まで到着しました。ここからは九州新幹線で博多まで移動します。
さようなら、鹿児島!
博多駅
1年ぶりの博多駅。博多といえば…、ラーメン!
美味しくいただきました。
再び小倉へ
1日ぶりの小倉。到着した時には強めの雨が降っていました。
そしてここで九州ちょっと大回り乗車の旅は終了。ライブ直後は人が多くてあまり出歩く気持ちになりませんでしたが、ライブから2日後の小倉はお祭り状態ではなくいつも通り?の様子でした。
小倉で宿泊して、翌日の旅に備えます。
その5へ続く